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2021年7月6日火曜日

ルポ産ませない社会

 小林美希 著


子供を産むことに前向きになれないのか?
今何ができるのか? を 問う本でした。

親になれない 人が増えているようです。

必死になって 体外受精して妊娠した女性が
検査で 胎児の異常が見られたら 
今回の卵は諦めます。まだ冷凍保存している卵子があります。
という事を言ったそうです。
他にも 双子ができたら 二人は育てられないとか で
手放してしまったり。
産んでみたら こんなにも痛い(出産が)とは こんなにも赤ちゃんが泣くなんて などと
出産=ゴールと思っていた人達には受け入れられない事が沢山。
しかも 傍には 産み育てをした 先輩たちが近くにいない。
そして 産後うつになっても 誰も助けてくれない。

お産を受け持つ産科病院も
忙しさで 妊婦のフォローまで手が回らない。
計画的にやらないと 病院が大変だから 
帝王切開などで コントロールすることが増えてしまった。
これは 分娩のつらさをに見かねて 家族らも 帝王切開を求めてしまう事も増加の原因らしい。さらに自然分娩で万が一仮死状態になったら というリスクも避ける為に。

働く妊婦さんへの社会の対応は
サポート全くなしとか 妊娠したら やめてもらうというような体制。
良い職場もある中 ひどい所が目に入ってしまいますね。

出産後のサポートもきちんとできている病院もあれば
そうでない所もある。

どんな子供も産まれてきたら 親子ともども 温かく社会が見守ってあげれるように
ならないと 安心して 子育てが できないのでしょうね。

そういう 社会に早くなると 良いですね。

2 件のコメント:

  1. クロです。
    そういう社会になればいい・・と口では色々、昔から言われているけれど、
    なかなか変わりませんね。大きい声では言えないけれど・・・
    妊婦さん産婦さん個人の性格と人間関係も、関係しているのかな・・とも思えるのです。

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    返信
    1. クロさん いつもコメントありがとうございます
      社会って 偽善者の綺麗事は大きな声で言われているけど 実際はどうよ?って なっていますよねーーー
      妊婦さんなども 妊娠について えーこんなんじゃなかったっていう人もいるみたいですよ。
      こんなに痛いなら 帝王切開が良かったとか 逆もありだし、子育ても 思った通りじゃなかったとか・・・・
      核家族化の 悪い面が出ちゃっていますよね。。。」

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