火野葦平 著
天皇の組合?
面白そうなタイトルで読んでみました。
戦後の混乱期に
何人かの人が 私が本物の天皇であると 出現して
その中の一人の一家が主人公になったお話です。
当時 実際にそのような事もあったようなので
そのニュースを元に 作られた物語です。
登場人物の名前が
虎 鶴 海老 蛸 亀 狸など の文字があてはめられていて
なんとなく 人物のイメージにつながるような つながらないような・・・・
天皇と名乗りを上げた人物たちをまとめて組合にした方が
現天皇を退位させやすいだろうと 組合を作ろうと思った 主人公一家だけど
これが なかなか 大変な作業で
途中で 頓挫してしまうのですが
人間模様が 面白かったです。
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