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2020年11月19日木曜日

無駄だらけの社会保障

 日本経済新聞 著


目次をざっと見たら
1 そのクスリ本当に必要ですか
2 つくられる入院患者
3 見えぬ地域医療の未来像
4 終の棲家。どこへ
5 クライシスを避けるには

と 並んでいたので 読んでみました。


本を読むと
市販薬をすすめると 病院に来る人が減ってしまうので
病院経営が大変になるので 処方薬をすすめているそうです。
市販薬を多くの人が 購入することで
医療保険や税金のお金を使わないで済むのに・・・・

ジェネリック医薬品は 種類が多すぎて 医師が把握しきれていないので
すすめないこともあるようです。

頂いた薬を飲み切らず残らせてしまうのがかなりの量で
その金額だけでもかなりらしい。
処方する医師と 薬局との連携などが必要だけど
なかなかうまくいかない。

長期の薬を渡す場合 6か月とかまとめるのではなく
3か月分とかにして その後は飲み残しとかもあるので
減らして処方することができるようになれば 飲み残しのロス金額も減るのに。

日本の入院日数は他の最短の入院させる国と比べて3倍も長いものがあるそうだ。
空きベッドがあると 病院経営に響くので
常に ベッドに人がいて欲しい。
だから 薬を飲んでいるだけの 入院患者もいる。

公立の病院は赤字になっても あまり危機感を感じないらしく
税金で補填されたりするので 無駄を省く努力が少ないそうだ。

サービス付き高齢者ホームは 安い価格の部屋とかでも
介護度の高い人が住んでくれれば そちらで元が取れるから
寝たきりとかの人が優先的に入れたりするそうだ。

病院をネットでつないでどこでもだれでも 気楽に受診できるようにすれば
患者は楽だけど 
電子カルテにして 色々な人が読めてしまうのが 困るそうで
なかなか すすまないそうだ。

コロナで通院する人が減ってしまった病院などは
今とても大変だと言われています。
でも、ここは こういう機会だから 
見直しをしても良いのではと思いました。

勿論患者である 私たちも 全額じゃないからと 安易に病院に行ったりとかしないで
お金の出どころを考えて 行動すべきかと思いました。

保険料はらっているんだけど ムダに使わないという
選択もありかと思いました。



2 件のコメント:

  1. 確かにそうですね、サロンと化している病院待合室とかいきなり大病院へ行く
    高齢者(大した病気でもないのに)とか・・・
    それは全部社会保障費ですからね。

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    返信
    1. クロさん いつもコメントありがとうございます。
      今の社会保障は 年金同様 働きさかりの人たちが 具合悪くても 通院しないでいるのに 高齢者が増えてるのでいくら稼いでも追いつかないような状況ですので それを考えて 高齢者の方々は 通院して欲しいですね~~
      最終的に保険をまかなう財源がなくなれば 困るのは自分たちなのだから・・・ 

      削除