2020年本屋大賞受賞作品という事で
半年くらい待った本でした。
自由きままな母親の元で育った主人公。
父親が亡くなって 母親も自由に飛び出していってしまい
伯母の家に引き取られたけど
いとこの性的虐待に 逃げ出したくなった時
近所の公園でいつも見かける
ロリコンとうわさされる人物に声を掛けられた。
ついていったが 何もされる事もなく
安心して寝れる日々。
うっかり 動物園に行きたいと願った為に
人の目に触れてしまい、男性は逮捕され
主人公はまた 伯母の家に。
その後 この二人が再会していくのですが
お互い 過去の事件のニュースがいつまでも付きまとう。
実際に 幼児誘拐事件とか 何年も監禁していたら
被害者なのに 加害者に好意を持ってしまったりとか
色々ひきずる という 事も聞くので そういう事が
からんで 展開していって 終わるのですが
私は こういう流れもあるのかなと 思ったし、
結局の所 人の心の中は見えないという事ですよね。
こういう 生き方ができれば(金銭的に不自由でない)
それはそれで ありかなと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿