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2022年4月30日土曜日

エール (2014)La famille Belier

 出演 ルアンヌ・エメラ  カリン・ビアール フランソワ・ダミアン

フランスの田舎で酪農をしている ろうあの家族のお話。
娘だけ耳が聞こえているので いつも家族への通訳をしていた。

高校生の主人公は 憧れの少年がコーラス授業を選んだので
そこに入った。
彼女の声を聞いて 先生が才能を見出す。

家の方では 村長選が始まるけど 現村長の方針が村の自然を破壊するというので
父親が立候補。
サポートしなきゃいけないけど コーラスのレッスンもあるし
憧れの彼との関係もぎくしゃく。

コーラスの先生は パリの音楽学校を勧めるが 
家族を置いてはいけないしと 悩む。


これ以降は ラストまで書いてしまうので
みたい方は 読まないでください。


家族と喧嘩して やはり 受験はあきらめた。
しかし 学校でコーラスクラスの発表会があったので それに家族を招待した。
勿論家族は聞こえないが 他の観覧者の様子を見て
凄いのではと 思う。
先生も やはり彼女の才能を見て 受験をして欲しいという。
翌朝10時と告げる。
が 彼女は あきらめて その話を通訳しなかった。

帰宅して 父親は彼女に歌を歌ってもらう。
その時喉に手を当てて 振動で感じていた。

翌朝 早起きした 父親は 娘を起こす。
そして 家族で車で パリに向かう。

オーディションには遅刻したけど受けれたが
楽譜を忘れて アカペラで歌わなくてはいけないかと思ったら
先生が間に合って 代わりに伴奏をしてくれた。

この歌が まさしく彼女の気持ちの歌だった。
観覧していた 両親にもわかるように手話をつけて歌いきる。

そして 結果は合格。
家族と離れて暮らすことになり、
最後に四人でハグをして 彼女は新しい生活に向かっていく。

なんか いいですね~~
じわーとする 映画でした。


2022年4月28日木曜日

三面記事小説

 角田光代 著


三面記事を元に作られたお話です。
新聞では 数行にしか書かれていない事件を
このように膨らませて書いているのは
凄いですね。
本当は キチンと 取材していたのでは?
と 思えるようでした。

多分 本当の話は 違うものかもしれませんが
数行でまとめられた 事件にも
それぞれの 思いがあるのでしょうね。


2022年4月27日水曜日

山仕事 4月 3回目

 山仕事も終わった後のご褒美が待っていると思うと力が入りますね。

こたろうちゃんにあいさつも そこそこで 
山に入ります。

まだ冬毛が抜けきっていませんが
相変わらず 頭が茶色のままです。

今回は 猟友会の方が 罠を仕掛けていたので
違う場所で行いました。

↑ 作業前  ↓ 作業後

チゴユリが可愛く咲いていました。

小さくて下向きで
見つけにくいのですが
見つけると嬉しいですよね~~

今回は結構太いのも掘りました。
けれど背が高くなっているのは 
もうかなり固くなっていました。

遊ばせて頂いて お土産沢山ごちそうさまでした。
ありがとうございます。


2022年4月25日月曜日

岐阜本荘 (岐阜県)

 岐阜城、中山道一里塚跡です。

いつもありがとうございます。


2022年4月23日土曜日

神さまのビオトープ

 凪良ゆう 著


ビオトープというイメージで読み始めましたが
ちょっと違うかな?
と 思ったけど 最後には納得という感じでした。

まだ 新婚という位(結婚二年)の旦那さんが
突然亡くなってしまった。

しかし 主人公には 旦那さんの幽霊が見える。

この二人に絡む お話がいくつかありました。

大好きな彼に新しい彼女?ができてしまったので
永遠に自分の彼にしたくなった 女の子や

頭が良すぎて ロボットの親友としか上手く付き合えない子や

少女(自我の目覚めていない)しか愛せない青年など。

色々な愛のカタチ。

勿論一番 奇妙(一般常識的に)なのが
やはり主人公の 幽霊との同居になるけど
どれも人には大きな声ではいえない。
マイノリティな愛だけど それぞれ真剣だし
それで 幸せなのです。

この秘密は 他の人から見たら
ちょっと変かもしれないけど
この本の中のように 他にも色々人に言えないような
秘密の幸せが あると思う。

秘密だけど その人が 幸せならば 良いのではないのかな?
と 思う内容でした。

2022年4月21日木曜日

山仕事 4月 2回目

 山へ向かう時 正しく 「山笑う」状況だと
行くのが楽しいですね。

こたろうくん 冬毛がまだ抜けきっていませんので
今触ると 凄い抜け毛です。 (苦笑)


庭には ニリンソウが満開です。

山に入ると ヤマツツジ も咲いていました。


さて 伐りますが この辺りは太いのが多いので
あまり 伐れませんでした。
↑ 作業前  ↓ 作業後

帰りに 今回も 掘らせて頂きました。

沢山いただきました~~~
ありがとうございます。

そうそう この庭では 水芭蕉も咲いていました。
植物園のような こたろうくんの お宅です。

いつ行っても楽しいお庭です。
遊ばせて頂いて ありがとうございます。



2022年4月20日水曜日

家へ帰ろう (2017) EL ULTIMO TRAJE/THE LAST SUIT

 出演 ミゲル・アンヘル・ソラ  アンヘラ・モリーナ


アルゼンチンに住む 88歳のおじいさんが
足を患って手術目前。老人ホームに行く前に娘たちと別れの挨拶をしていた。
荷物片づけていたら 「青いスーツ」が 出てきた。
主人公が最後に仕立てたものだ。

これを ポーランドに住む 親友に届けると思い立った。

そして色々な人と出会って 目的地へ向かうのだが
ユダヤ人だった主人公は ホロコーストでひどい目にあったので
ドイツを通らずに行きたい。
しかし 電車は必ず通るし 乗り換えで ホーム(ドイツの地面)に降りなければならない。

行きたくないと ごねるが どうにもならず。

言葉の壁もあったが 偶然そこにいた ドイツ人女性に助けてもらう。
最初は喜んだが ドイツ人と解って 憤慨する。
けれど 段々心が溶けていく。

最後ポーランドに着く直前に 倒れてしまう。


最後まで書いてしまいますので
映画を見たい人は 読まないでください。



意識が戻ると 病院だった。
足を切らねばならないという 医師に反対をしてくれた医師。
そして 親友うの家に行きたいって言ったのを 聞いてくれて
連れていってくれた 看護師。

ここまで来たらと 思ったら
やはり 会えない。
懐かしい場所に思いを馳せていると
窓の中に あの親友の面影の残る人物が。。。

ハッピーエンドでした。

主人公は ここに至るまで
お金を盗まれたり 色々あったけど
心優しい 人に助けられて ここまでこれた。

人情をとても感じる良い映画でした。

泣きたい人に おすすめです。

2022年4月17日日曜日

安楽病棟

 帚木蓬生 著


かなり分厚い文庫でしたので 少し躊躇しました。
初めの方は 色々な老人側の 話しが書かれてあって
いつ ミステリーになっていくのだろうと 
ちょっと挫折しそうになりました。

途中から 看護師目線になって行くのですが
突然死が 出てきましたが 果たしてこれが どう 
ミステリーになるのかと思っていました。

実際の介護現場が とてもリアルに表現されていて
小説というよりも ドキュメンタリーという風に思えました。

ミステリーだから 突然死は 犯人がいるんだろうと思いながら
誰でも犯人になりうる 場所で 最後に誰が犯人だろうと
読み進めて 本当に最後の最後で やっと 犯人が解りました。

長かったです。

でも これは ミステリーだけど 実際にありえそうな
話しでした。

2022年4月14日木曜日

真夏の方程式

 東野圭吾 著


夏休みを海の近くの旅館を経営している
おばさんの家で過ごす少年。
その少年が滞在中に 旅館の宿泊者が
海岸で亡くなって発見される。

単なる 事故のようだが 
その亡くなった人が元刑事だったので
しっかり調べる事になった。

という 展開でしたが

ネタばれになりますが

子供が 事件にかかわっちゃうって
物語だとしても あまり楽しくないですね。
最初の殺人事件にしても 
動機が ゆるいというか 
そんな事で 一瞬で 包丁持っちゃう?って 
思いましたけど。。
これがないと 第二の殺人がおきませんので 仕方ないけど。。。

第二の殺人に関して 少年のおじさんが
それを本人が気が付かない状況とはいえ 
手伝わせてしまったのは ちょっと許せませんね。。。。

罪には問われなかったけど
これこそ 一生十字架を背負って生きなければならないって 思っちゃいましたね。
少年の 将来が気になりました。フィクションじゃないから 気にしなくてもいいのでしょうけど。 あまり好きな終わり方では ありませんでした。

残念

2022年4月13日水曜日

山仕事 4月 一回目

 すっかり温かくなって 小太郎の冬毛が抜けていました。

しかし。。。
黒柴なのに 茶色が~~~ もしかして 色が変わっちゃう??

お庭には 一人静かが満開でした。

山は 虫も出始めて ちょっと嫌ですね~~
↑作業前    ↓ 作業後
やっと敷地全部というめどがたちそうです。
が 最初に切った所がもう生えてきてるので 終わりがありませんね。

と 帰りに足元見ると
出てました~~~
春の お味が~~~
早速掘らせて頂きました。

それとお土産にのらぼうも頂きました。
たけのこは 前日採って茹でて置いたものも頂きました、
遊ばせて頂いて お土産まで
いつもありがとうございます。


2022年4月10日日曜日

マネー・ショート 華麗なる大逆転 (2015) THE BIG SHORT

 出演 クリスチャン・ベイル ブラッド・ピット

 

リーマンショックになる前にそれを気が付いた人たちの
実話を元にした映画でした。

しかし 金融に詳しくなかったので
思った程楽しめませんでしたが
大体の流れが わかりました。

日本もそうだけど 
やはり バブルは必ずはじけるのですよね。

良い教訓になりますよね。

2022年4月8日金曜日

世界「失敗」製品図鑑

「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道 
荒木博行 著


有名な企業もこんな大失敗していたのですね。
知らない製品もありました。
短期間の販売だったのですね。

こういう失敗があったから その後に続くのですけど
やはり 大企業だから 
これだけの 大赤字を出しても立ち直れたのですよね。

これからもこのような 失敗を重ねて
人びとの生活が向上するのですよね。

2022年4月6日水曜日

三重 椿 (三重県)

鈴鹿山脈入道ケ岳を背景に 獅子舞と杉、椿です。

近所の椿大神社の杉でしょうか?神事の獅子舞でしょうか?

良いですね。
ありがとうございました。


2022年4月5日火曜日

ヘンな科学 イグノーベル賞研究40講

 五十嵐杏南 著


イグノーベル賞というのは 知っていましたが
ニュースで出ていたものくらいしか記憶にありませんが
面白い研究がこんなにもあったのですね。

目次を見るだけでも 笑えますが
その中で 私の中でヒットしたものをいくつか選びました。

ジェットコースターで尿路結石が通る。
とは言っても普通のでは なく ビッグサンダーマウンテンじゃないと
効き目がないそうです。

いびきを改善する楽器。
オーストラリアのディジュリドゥを吹くと改善するそうです。

わさびを使った火災報知器。
聴覚障害の方々への研究。

ニシンはおならで会話する。
魚のコミュニケーションツールの一つだそうです。

名前を付けられた牛は牛乳をたくさん出す。
愛情を受けた牛と受けてない牛の乳量の差が出た。

これだけでも面白いですよね。
楽しい内容でした。

2022年4月4日月曜日

静岡 金谷  (静岡県)

金谷駅から千頭駅を結ぶ大井川鐡道で最も古い昭和5年製、C10形で唯一現存する機関車「C10形8号機」です。

機関車の絵がとてもリアルでかっこいいですね。
ありがとうございます。


2022年4月3日日曜日

出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記 

こうして私は職業的な「死」を迎えた
宮崎伸治 著


出版翻訳家という仕事はとても大変なのですね。
外国の著書を簡単に読めるのは
こういう方々のお陰なのですよね。

それにしても 代金払えばいいでしょうというような
出版社の態度もひどいですね。
私も似たような経験があるので とても共感を感じて読みました。

口約束が 簡単に破られてしまう。
でもつい日本人は 口約束を信じてしまいますよね。
欧米のように書類・契約の長い歴史がないからなのかもしれません。

多くの翻訳家の苦労がきちんと実るような
業界になって欲しいですね。

出版不況と言われていますが
私も紙媒体の方が読んでいて きちんと頭に入ってくるので
続いて欲しいですが 大量に在庫を残してしまうとかのリスクを考えると
これからは デジタル本が主流になるのですね。

まだしばらくは 
AIの翻訳はいまいちだったりするので
人の翻訳は必要ですよね。

翻訳家さんたち 頑張って下さい。

2022年4月1日金曜日

裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち

 上間陽子 著


沖縄生まれの著者が 地元沖縄で
未成年の少女たちの調査や支援を行った記録でした。

沖縄という場所は 本土とは違っていて
特殊な部分もあるとは思うけど
こういうような事は 
全国どこでもありそうな気がしました。

まだまだ 親のサポートの下で生活をしていていいのに
突然子供を産み、育てる環境になってる。

こういう言い方は 悪いかもしれないけど
結局男は 全く責任を取らない。
むしろ 足かせになったりしている。

子供だから シェルターが使えないとか
なんか おかしな状況です。

いつだって 傷つくのは女性ばかり。

でも この本の中の女性たちは逞しくも生きていっているのが
嬉しいです。
とは言え 拾えない 声も 沢山あると思います。
多くの少女たちが 少女らしい生活を送れるように
大人たちがもっと 努力するべきだと思いました。