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2022年4月17日日曜日

安楽病棟

 帚木蓬生 著


かなり分厚い文庫でしたので 少し躊躇しました。
初めの方は 色々な老人側の 話しが書かれてあって
いつ ミステリーになっていくのだろうと 
ちょっと挫折しそうになりました。

途中から 看護師目線になって行くのですが
突然死が 出てきましたが 果たしてこれが どう 
ミステリーになるのかと思っていました。

実際の介護現場が とてもリアルに表現されていて
小説というよりも ドキュメンタリーという風に思えました。

ミステリーだから 突然死は 犯人がいるんだろうと思いながら
誰でも犯人になりうる 場所で 最後に誰が犯人だろうと
読み進めて 本当に最後の最後で やっと 犯人が解りました。

長かったです。

でも これは ミステリーだけど 実際にありえそうな
話しでした。

2 件のコメント:

  1. クロです。
    ということは安楽死が題材でしょうか?そうすると横浜の大口で以前似たような事件がありましたね。

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    返信
    1. クロさん
      いつもコメントありがとうございます。
      そうです。そんな感じです。
      医師が クスリでこっそりなので 殆どの人が気が付かずに 亡くなって 主人公の看護師が 疑問を持っただけでした。

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