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2022年4月23日土曜日

神さまのビオトープ

 凪良ゆう 著


ビオトープというイメージで読み始めましたが
ちょっと違うかな?
と 思ったけど 最後には納得という感じでした。

まだ 新婚という位(結婚二年)の旦那さんが
突然亡くなってしまった。

しかし 主人公には 旦那さんの幽霊が見える。

この二人に絡む お話がいくつかありました。

大好きな彼に新しい彼女?ができてしまったので
永遠に自分の彼にしたくなった 女の子や

頭が良すぎて ロボットの親友としか上手く付き合えない子や

少女(自我の目覚めていない)しか愛せない青年など。

色々な愛のカタチ。

勿論一番 奇妙(一般常識的に)なのが
やはり主人公の 幽霊との同居になるけど
どれも人には大きな声ではいえない。
マイノリティな愛だけど それぞれ真剣だし
それで 幸せなのです。

この秘密は 他の人から見たら
ちょっと変かもしれないけど
この本の中のように 他にも色々人に言えないような
秘密の幸せが あると思う。

秘密だけど その人が 幸せならば 良いのではないのかな?
と 思う内容でした。

2 件のコメント:

  1. クロです。
    成程、そういう内容ですか・・確かに本人が幸せなら、それはそれでいいですよね。

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    返信
    1. クロさん いつもコメントありがとうございます。
      そうなんですよ。。他の人から見たら この本では ご主人が亡くなった人は再婚した方が幸せではという 他の人達の気持ちもあるけど 本人は いつか見えなくなるかもしれないけど 今目の前に幽霊の夫がいるから 幸せという事。
      それでいいじゃないですか、、っていうのですが 本当にそうですよね。
      その人の幸せは その人しかわからないのですからね。

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