ボスニア紛争の映画でした。
最前線で 霧に迷った ボスニア軍の 民兵(?)は
セルビア軍の目のまえに行ってしまっていた。
朝になり 晴れたとたん 撃たれ始めて 殆どの仲間が死んでしまった。
1人だけ 塹壕に逃げ切ったものの 動けず。
すると セルビア軍が 生き残りを探して 壕に向かった。
老兵と新兵で。
誰もいないと 思って 遺体を引きずってきて その下に地雷を埋め込む老兵。
隠れていた ボスニア軍の 生き残りが 撃ったら 老兵は死んで 新兵はお腹を撃たれた。
お互いギリギリの気持ちの所で お互い助かるにはどうしたらいいのか?
お互い 戦争を始めたのは 相手だと言い切り 仲良くできないが
なんとなく 話していたら 共通の知り合いもいて
仲直りになるかと思って いたが。
助けに来た UN(国連軍) の車に乗ろうとした 新兵を 止めるボスニア軍の人。
遺体と思っていたけど 生きていた友人を 助けなければ ここを動けない。
でも セルビア軍の兵士がいないと 狙われるので いてもらいたい。
でも 新兵は 撃たれていたし 早く助かりたいので 壕から出ようとしたら
またもや 撃たれてしまった。
UNの人は 爆発物を処理できないので 処理班を呼んだ。
そうこうしているうちに メディアだの UNの偉い人などが集まる。
ドイツの処理班の人が 時間通りきっちりに現場に来たのは 笑えた。
しかし この地雷はどうにもならないって 事になった。
どういう風に けりをつけるのかと 思っていたら
メディア達の前で ボスニア軍の人が 新兵を狙った。
反射的に 撃ち返したが 相手も撃ってきて
その間にいた UNの人が 反射的に 撃っちゃって
結局 壕にいた 二人は死んでしまう。
最後地雷の上にいた人は どうなったのだろう。
UNの偉い人は 処理は 終わったと言って メディアや UNの人たちに 退去を命じる。
しかし。。。。。。
実際にこういう事もあったのかしら??って 思ってしまうラストシーンでした。
この映画は 誰が悪いという示し方をしておらず、
それぞれの立場を 明らかに 表現して それって
結局 最前線で 戦ってる人達の 命はどうなのよ?! って
思いました。
壕にいた時 本来ならば 友人となってもいいような感じの関係だったのに。
新兵は 老兵とか 敵に 自己紹介して 握手を求めていた。
実際にそんな アホな兵隊はいないと思うけど
最初に 握手を求めて 平和へ つなげようとしていても
相手が それを拒否してしまうと 平和への道が閉ざされてしまう。
やるせない 映画でした。
こういう映画は 戦争を指示する 人達に 見てもらいたい映画だと思いました。
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