木村秋則 著
先日読んだ木村さんの本を
また 読んでみました。
内容は 重複している部分はあるものの
木村さんの畑や地球への思いが
つまった一冊でした。
これからは 虫や 気候などと
戦わず 地球を汚さないようにする時代。
農薬で汚染された土を元に戻して
植物本来の力で育ってもらう。
人はその手助けをするだけ。
今までの農法 - 農薬・肥料・除草剤 + 人の「目」 と 「手」 = 自然栽培
自然栽培と聞くと 何もしないという イメージだけど
そうではなく
雑草は リンゴ畑には 夏には 生やしておくけど 冬になれば 刈り取って あげる。 (夏は 地面の温度をあげないようにするには 雑草が必要)
田んぼの 周りの 草刈りは 早めにやらない。 早くにやると 虫が水田の方に来ちゃうので。
というように 木村さんが 各地で講演して 伝えていっている内容が
入っていました。
最後の方にこのようにまとめていました。
自然栽培が広がれば 里山には
土が自然に還ります。
水が澄みます。
空気が清々しくなります。
天気も安定してくると思います。
最後に 人間の心を清らかにします。
自然に優しいこと、それは即ち人間に優しいことでもあります。
これからの人たちへ
この地球を残す為に
今私たちがしなくてはならないことを教えてくれる本でした。
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