日米合同委員会で作られた空の壁
吉田敏浩 著
以前 羽田から アジア大陸に行くには 遠回りをしなくてはいけないと
いう話を聞いた事があって それが 具体的にどのくらいなのかは
知りませんでした。
この本を読んでみて びっくりしました。
横田基地の周り 凄い範囲で他の民間飛行機が入れないですね。
だから 羽田の 発着の飛行機は かなり急上昇や急降下的な 航路になっているそうです。
そして 驚くことに 群馬の方では
低空飛行の訓練などが頻繁に行われているそうで
窓ガラスが割れるくらいの 被害があるそうです。
パイロットの顔が見れるくらいの 低空の事もあるそうです。
そういう状況や 過去の事故などを踏まえて
低空飛行など やめて欲しいとか 訴えても 改善されない。
それは 日本とアメリカとの合意があるからなのです。
アメリカは 横田基地は アジア戦略の ハブ空港として 重要なので 手放す気は全くないようです。
でも 他の国の アメリカ軍基地では 日本と違うのです。
その国の法律に従うのです。
だから 夜間飛行とか 低空飛行はダメって 言われたら やめるけど
日本では 好き放題のようです。
基地の返還は すぐには 無理だとしても
空域の返還は 政府に 頑張ってもらいたいです。
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