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2019年6月4日火曜日

認知症の人の心の中はどうなっているのか?


認知症の人の心の中はどうなっているのか?

佐藤眞一 著

認知症になっても 心は失われていないそうです。
が 具体的に 認知症とはという事を
論文のように 色々な事例を挙げて 説明していました。

今までのように
試験のような もので 判断するのではなく
日常会話から その人の認知症の具合をチェックするという方法が
CANDyというものだそうです。
試験みたいなもので 診断すると そういう事をやらされたと思うって
高齢者の方の プライドを傷つけてしまたりするので
日常会話からのチェックは 良い方法ですね。

一概に認知症といっても
色々あるので それぞれ苦しみもあるようです。

相手の考えを 汲んであげる事が 良い介護へと つながるように書かれてあったけど
実際の現場や 家族の人に 余裕があれば 可能だろうけど
余裕がないと そういう対応は 厳しいのでしょうね。


2 件のコメント:

  1. 母が認知症になり始めた十数年前、物忘れが酷くなり「私、どうなっちゃったんだろう?」と、強い不安を感じていました。認知症が進んで、とても穏やかになり、 ニコニコして グループホームのスタッフさんからも可愛がって頂きました。夜中にお世話して頂いたスタッフさんに「貴女、可愛いわね」って言ったり、入居者同士の喧嘩に「私、みんなの事、大好き」と言って喧嘩を収めたりしていたそうです。お母さんには私達が癒されてるんですよと言って頂きました。呆けると本性が出ると言いますが、私は どんな本性が出るのか怖くて呆けない努力をしなければと思っています。

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    1. Hiroさん いつもありがとうございます。
      素敵なお母さまだったのですね。 本人にしか わからない心の内ですが どうやら 痴呆症になっても 残っているという事からいえば お母さまは とても 優しい心の持ち主だったのですね。
      私も 本性には 自信がありませんが お母さまのように 皆さんから 好かれるようなおばあちゃんになりたいと思います。

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