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2019年6月14日金曜日

怪物園 『フリークス』 (Freaks)  1932

出演  ウォーレス・フォード  リーラ・ハイアムス  ハリー・アールス

アメリカ映画ですが フランスのサーカス一団のお話でした。
フリークスとは 異形というような 意味で 
昔のサーカスは 身体障がい者が 見世物のような立場でした。
それにしても 邦題の付け方がセンスがないというか 失礼な タイトルだよ思いますね。

内容が 20分位オリジナルから カットされているので
サーカスの場面などのシーンは どういうものだったのかは わからないけど
小人症の男性が 花形のブランコ乗りの 女性に恋をしてしまって
婚約者を捨てて 結婚することになった。
でも ブランコ乗りの女性は 男性のお金が狙いだった。
結婚式の時に 女性は飲み過ぎて うっかり 不倫相手とキスをして
さらには 小人症の他の仲間たちの事を 悪く言ってしまった。
それで 周りの仲間は 女性を見張ってると
どうやらあやしい。
結婚式の時に毒を飲ませていたのです。
ここから 立場が逆になります。
最後に 女性のたくらみを暴いて成敗します。
この成敗の後が驚きのシーンになります。

しかし その後 男性は成敗した事を悔やんでサーカスを離れます。

以前の婚約者が 仲の良い団員(健常者)と男性の元を訪ねます。
そして 健常者でも こうして 親切な人もいるし
貴方は悪くない 
そして 貴方を愛していると言って ハッピーエンドで映画が終わります。

この映画は 驚く事に
CGとか メイクではなく 本人が出ている事です。

それで なんでカットされたのかというと
調べると 仕返しをしたシーンが 残酷過ぎたようです。

この映画の内容には 賛否がはっきりしそうですけど、
内容は フリークスの人たちは 心優しく表されていて 花形スターの健常者は悪どいってなってるので 解りやすいと思いました。
人は 他の人を 見下す事はいけない事だと訴えてる映画だと思いました。

それにしても 邦題のセンスの無さは なんとも言えないですね。

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