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2021年1月23日土曜日

火定 (かじょう)

 澤田瞳子 著


天平の時代、寧楽(なら)の都で大発生した天然痘。
未知の役病と戦う医師と
恐怖におののく 町民に 嘘の神様を作ってぼろもうけする輩。

病で亡くなるならともかく
恐怖の人々を先導し 外国からもたらされた疫病だからと
外国の人々を襲ってしまう。

感染してしまった 子供たちを
これ以上病気をひろげないようにと隔離した事。 
命の順位をつけられないけど 
選択せなければならなかった 命。

医師などやりたくなかった主人公が
命と向き合って
医師とは 命とはを 考えていく。

コロナの蔓延していいく今を
この時代と重ねてみてしまうと 似ていますね。
政府が 無能だった。
ペストも 流行り病いの本でしたけど 
こっちの方 日本が舞台なので 引き込まれました。

2 件のコメント:

  1. クロです。
    疫病は大抵は細菌によるもの、そういう事態を元々想定していない現代社会
    はお手上げですね。スペイン風邪の時もそうだったようですね。

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    返信
    1. クロさん 
      いつもコメントありがとうございます。
      そうなんですよね~~~
      現代でも 疫病=コロナ は 大変なものなのに 当時はすごく大変だったと思います。
      目に見えない ウイルス=疫病 は 怖かったでしょう~~~
      スペイン風邪の頃になると ある程度は原因は 疫病ではなく ウイルスと わかっただろうけど やはり目に見えないだけに 怖かったでしょうね~~

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