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2021年11月4日木曜日

KAMIKAKUSHI 神隠し

 長野慶太 著


テロ対策などで厳重な空港で一人の男の子が消えた。
まさしく 神隠しのような状況になった。

その時 首になりかけの 記者が駆け付けて
取材を始める。
そして 若い部下を育てつつ
自分の離婚した奥様とのトラブルやら 親権の事などで
悩みを抱えつつ 被害者に寄り添っていくと
空港の管理システムが悪いって事になっていく。

監視カメラも全部じゃないし。

さて この謎解きは 刑事ではなく
この記者が 解いていくのですけど
そういう 展開ですかぁ~
日本と アメリカの 二か所を舞台にしているからこその
トリックでした。

残忍なシーンなどがなく 快適に読めました。


2 件のコメント:

  1. クロです。
    神隠し・・どういうストーリーというか展開なのでしょう?監視カメラは役に立たないのですか?

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    1. クロさん いつもコメントありがとうございます。
      子どもが行方不明になったけど 誘拐のように 犯人からの連絡もなし。
      でも これだけ監視カメラがある 空港内で 子供が消えたというのは
      まさしく 日本の神隠しのような事件だって いう 展開で 
      アメリカの新聞のタイトルに 神隠しって言葉をつかったのです。
      実際には 神隠しでもなんでもなく
      カメラのない場所で 子供の帽子などを 変えて 表に連れ出していったのです。
      主人公の女性は 余命僅か、お金もあまりない。
      しかも 自分の病気は 遺伝で 息子にも行ってしまう。
      となると 沢山のお金を残してあげたいけど どうにもならない。
      という事で 息子が空港で 行方不明になったのは 空港のセキュリティが悪かったと 裁判で訴えて(アメリカっぽい) その勝訴した お金を 息子に残したいという 気持ちで 始まった
      自作自演の 子供の行方不明騒ぎという 落ちでした。
      ミステリー 小説でした。

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