ギータ・アラヴァムダン 著
鳥居千代香 訳
インドでは 男女比が 他の国と違って 男が多いそうだ。
この本では 行方不明の 娘さんを探すのかと思っていたらそうではなく
妊娠はしたけど 出産していない事になってる
女の子が どうなったのかを 探していました。
ダウリーと言う制度があるので (結婚の時に 男性に沢山貢物をしなくてはならない)
あまり娘を持ちたくないという親の意向がある。
とりあえず 一人の娘は オッケー (母親の手伝いなどしてもらうために)
でも次にまた 女となると 夫や義理の両親から 冷たい態度・・・・
だから 生まれてすぐに殺してしまう。
出生前診断で わかれば その時点で 中絶を選ぶ。
だから ずっと 女児を 妊娠した母親は すっと中絶をするので
身体を傷つけてしまう。
そして このアンバランスな人口比率で
今度は結婚できない 男性が増えてきた。
そして その結果 一婦多夫になっていく。
長男に嫁いだのに その兄弟とも・・・・・
その女性は 貧しい家庭から 人身売買で という事もあるそうだ。
この話は ずっと昔の話かと思ったら
2000年の辺りのデータが書かれていたので
近代の話です。
インドではまだ女性の地位が低いままなのでしょうか?
残念です。
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