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2022年3月31日木曜日

天声美語 新装版

 美輪明宏 著


キラキラのゴールドの表紙が最初に目に留まりました。
美輪さんのイメージぴったりの表紙ですね。

内容は20年ほど前に発行したものの
改定版のようでした。

佐藤愛子さんの 著書で 見えないものが見える人という事でしたので
不思議話もあるかと 期待しましたが そっち系はありませんでした。(笑)
あくまで 美学です。
少しだけ 触れていたのは
学生さんからの質問の中でした。
友人が自殺して 神様はいないのでは?と苦しんでいたら
自殺した人はその事も人生のプログラムに含まれているので
嘆く事はない、そしてまだそのことについて苦しんでいるなら
苦しむのがいい事。それは勉強だから。
注意しなくてはいけないのは 信仰と 宗教は違うという事である。
宗教は企業だから 良い所もあるし悪いのもある。よく調べないといけない。

美意識が大事。
今の世の中周りがコンクリートだけとかで美しくないから
皆心が病んでしまう。
生活に潤いを与えるのが 美の力なので、お金持ちじゃなくても
ちょっとしたことに美を取り入れる。
素敵な音楽を聴くとか 素敵な照明で食事をするとか。

今の世の中の無機質なオフィスとかに毎日行っている生活ならば 
時々は素敵な劇場で素敵なものを見たり聞くのが必要。
ストレス解消には 豊かな文化が一番の特効薬です。

そして最後には 
おすすめの 俳優さんや音楽、映画などが沢山挙げられていて
本当に 美輪さんって 奥が深い人なのですね。
と 思いました。

いつか 私もどれか観たいです。
(数本は観ていましたが)
人でなしの女・イニューメン  サロメ  椿姫
幻想交響曲  天井桟敷の人々  風と共に去りぬ
オルフェ  美女と野獣  家族日誌  市民ケーン
国民の創生  戦艦ポチョムキン  不死身の魔王
イワン雷帝  最後の億万長者  巴里祭 北ホテル
旅路の果て  石の花  望郷  居酒家  シンゴアラ
サテリコン  ローマの奇跡  バレンチノ
ウエストサイド物語  ザッツエンタテイメント
ニューシネマパラダイス  ショウボート


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