石川英輔 著
2050年と言えば あと30年後になります。
その頃を予測した 小説でした。
面白かったです。
本当にありえそうですね。
ストーリーはとある田舎でのお話。
2050年は 自給自足の生活だった。
古文を勉強していると
東京が繁栄していた頃の文章を読んでみるけど
カタカナ語が多くてわかりにくい。 (今の私もわからないけどね)
そして 長老と呼ばれる方に 昔の話を聞くことになる。
長老は 若い時分に 東京で働いていたので
その頃の思い出と絡めてストーリが展開していく。
昔は
スポーツはお金持ちの暇つぶし(貴族都下の時代)でも
今はそんなことに体力使うより 食料作るための体力が大切とか。
勉強は受験で受かるためのものであって 理科の実験とかは不必要であるとか。
東京はとても暑かったそれは コンクリートに囲まれていたのが原因の一つとか。
カタカナが多いけど 間違いだらけの英語のカタカナ文字だったとか。
現代の日本を 風刺しているようで 面白かったです。
このお話のような
世の中になる方が いいのかもしれませんね。
災害が起こって 停電とか断水とかあっても
地方の孤立した 集落の人達は 意外と元気に過ごしていたりするニュースなどを
見たりすると 近代化している 都会の生活は どうかと思えるし。。。
コロナの影響で 今は地方に住む方が増えはじめているというニュースもあるので
この本の先見の目は 正しいのかもしれませんね。
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