永松真紀 著
海外を飛び回っていた
日本人の添乗員の女性が アフリカに惚れて
そして マサイの男性に惚れて
結婚に至るまでの お話でした。
著者は第二夫人になったけど
それも含めて 満足しているそうです。
読んでいて 会った事ないけど
マサイの方々って 素晴らしいなぁと思いました。
基本は相手を敬うという人達なので
日本人である 著者の 願い(結婚後も働きたい)も受け入れてくれたし
第一夫人は 日本人である彼女を受け入れて 一緒に夫をサポートしましょうという。
著者は ケニアでの生活は色々な仕事があるのだけど
それができないからと 結婚に対して ネガティブになっていたけど
第一夫人や 夫さんたちが
あなたは自分のできることをすれば良いと、
お互いできることをして 助け合おうと言う。
なんて 素晴らしいのでしょう。
この本は異文化の所にお嫁に行こうかと悩んでいる人にもおすすめですが
普通の人にもおすすめです。
結婚して あーー こんなはずじゃって 思う人もいるだろうけど
著者のように 全く違う文化の相手だと
こう思ってくれるだろうという 予測が立たないから
そう思う事もなく まずは 話して そして お互い理解していくという
流れになっているのを 読んで これは
日本人同士とかでも 同じだと思いました。
相手は 自分ではないのだから
考え方など 違うのが当たり前なのだから
相手の思いを聞いて こちらの思いも伝えて
お互いに尊敬しあって 助け合えば
争う事もなく 過ごせるのではと思いました。
近代化の影響でマサイの周りも 変化していっているようですが
彼らの ずっとしみ込んできた
こういう考え方は残って続いていって欲しいと思いました。
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