富士山と蓬莱橋と帯祭りです。
帯祭りとは
島田大祭は300年以上続く伝統の祭りで、「帯まつり」とも呼ばれている。
3年に1度開催されている。
中でも大名行列は静岡県の無形民俗文化財に指定され、
総勢25人の大奴(おおやっこ)が木太刀に丸帯を下げ、
蛇の目傘を片手に練り歩く姿は、見物客を魅了していた。
島田大祭・帯まつりは、島田市本通りの旧東海道を中心に3日間行われ、
島田の町は歴史と伝統が織り成す元禄絵巻一色に染まる。
その昔島田では、よそから嫁いで来た花嫁は、大井神社へ氏子になった報告と
安産祈願をした後、
晴着のままで町並みを披露する習わしがありました。
しかしこれでは女性が見せ物のようで気の毒だ・・・
その代わりに女の命「帯」を身代わりにし、大井神社の御神輿渡御の警護に当たる
山伏の格好をした大奴の
木太刀に飾ってもらい、安産祈願と町並み披露を行うことになったのです。
その当時島田では、親たちは嫁入り道具の中で特に帯に気を配り、
全国の流行の帯や稀れな逸品が集まるようになったのです。
このようにして、大井神社の大祭にこの帯の披露が加わり、
あでやかに華を添える事となりました。
奇祭の由縁
格式高い大名行列は多いが、注目すべきは、25人の大奴です。
両脇にさした木太刀に安産祈願の丸帯を下げ、
蛇の目傘をさしながらゆったり舞うように練り歩きます。
その様子は、島田大祭の大名行列以外では決してお目にかかれないものです。
又、道具廻りが勇ましい掛け声で進みます。
「静」と「動」の対比が妙・・・
最終日には、本陣入りが再現されます。
そして 奥の橋が 蓬莱橋です。
その奥が 富士山ですね~~
めでたい 絵柄の 印でした。