デンマーク映画でした。
第二次大戦の後 ドイツ軍がデンマークの海岸に埋めた沢山の地雷(連合軍が上陸するのを阻止するため)を 除去するために 捕虜となった ドイツ軍の少年兵が使われた。
当初は ドイツ兵に憎悪むき出しだった軍曹ですが 少年兵の働きぶりや 交流で 食料などを 優遇してあげるようになり ひと段落した時には とても良い関係になっていった。
しかし 一つの地雷が残っていて 軍曹の飼い犬が死んでしまう。
また 軍曹の怒りが芽生えてしまう。
が 地元の少女が 地雷地域に立ち入ってしまったのを 救ったことで また関係は改善されたように見えた。地元の方も 少年兵についての憎悪も 溶けていったように見えた。
そして 事故が起きて また 少年兵らが 死んでしまう。
最初14名いたが 最後には4名。
軍曹は 作業終了とともに 帰国を約束していたのですが
上層部の指示で 生き残った4名が また配属されてしまう。
軍曹は文句を言いに行ったが 却下されてしまう。
その後、、、
~~~~~~~~~この後は 書いちゃうので 映画を見たい人は 読まないでください。~~
4名は配属されたけど 突然移動を命じられて トラックに揺られていく。
着くと 軍曹がいた。
軍曹は4人を下ろして
この先500mが 国境であることを告げる。
逃げろということだ。
彼らは 信じられないという 表情でしたが
走りだす。
一人振り返り 軍曹を見つめる。
そして 走り去る。
彼らが無事に逃げててくれたかなあと思ったら
エンドロールになって ほっとしました。
よくある戦争ものでは 逃がしたけど その情報を知っていた 人が
逃げた人を後ろから 銃殺するシーンがあったので。。。。
でも、この軍曹後から 軍法会議にかけられちゃったのかもしれないと想像すると
ちょっと悲しいけど。。。。
この映画は ヒトラーそのものというより
戦争でお互いに憎みあってしまった関係においては
子供だろうが 情けが 全くなくなってしまうという事を訴えてるように感じました。
戦後 この地雷除去で 多くのドイツの少年兵が亡くなったそうです。
生きていたのに こういう事で亡くなってしまったというのは
残された家族にはつらいですよね。
日本でもシベリアで多くの人が亡くなったし
戦争だけではなく 戦後も戦争が続いていたのですよね。
こういう映画は つらいけど
多くの人に見てもらいたいと思います。
国同士は憎んでも人同士は憎しみは氷塊するということですね・・・
返信削除いつもコメントありがとうございます。
削除そうなんです~~
やはり 目の前でいつも接していれば 情も湧きますよね~~
今も 国同士の争いなどが ありますが 国民レベルでいえば お互い 憎む点などなかったりしますものね。
戦争がない 世の中になると いいですよね~~