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2020年6月10日水曜日

ロンドン・リバー (2009) LONDON RIVER

出演 ブレンダ・ブレシン  ソティギ・クヤテ

ロンドンテロ事件が舞台の背景にありました。

テレビのニュースを見て 娘が心配になって連絡してもつながらず
母親はロンドンへ行く。
娘のアパートへ行くと ダウンタウンで驚く。
田舎でクリスチャンだった 母親は環境の変化や 娘の事で心配でかなりナーバスになっていた。
道を歩いていたら 探し人の チラシをみて 自分も作って貼っていった。

別の父親は イスラム教で ムスクに 息子を探しに行く。
父親は 長い事息子に会っていなかったので顔すらもわからない。
ムスクの人が写真を見つけてくれてきた。

ある時 探し人のチラシに 息子の隣に移ってる女性を見て
早速電話をしてみる。
電話をもらった お母さんは 情報が得られると思って行くと
見た事のない 黒人男性で 疑いの目。

写真を見せられて 娘が イスラム教の人たちの中にいるなんて
おかしい。絶対に変だと 思い込んで警察に。。。
かたや 父親の方は どんなことにも 動じないで大人くしていた。

結局 娘と息子は 恋人同士だったわけですが
一向に情報が出てこない。

あきらめかけていたら 旅行に行ったという情報が入って
二人は大喜びだった。

が、、、 という 展開でしたけど。

クリスチャンのお母さんは イスラム教で髪の毛をのばした 男性を すぐに 不審者と思っちゃったり(この人たちに 娘がだまされたと思った) ヒステリックな 感じが 凄く上手く演じていました。
片や イスラム教のお父さんは どんなことでも 神のおぼしめしという感じで 受け入れていった。セリフは多くないけど 目が すごく 物語っていました。

子どもを思う 親のタイプが 正反対で
その二人が いつしか 協力しあって お互いを支えあっていったような 感じが
とても 良かったです。

この映画が 宗教や 国や もろもろ 違うけど
お互い理解していく という ような 事も 伝えていきたかったのかなと 思いました。

じんわりくる 映画でした。

ハッピーエンドじゃないのが 辛かったです。

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