門井慶喜 著
時代は現代。
お孫さんに おじいさんの古書店の話を
し初めて物語ははじまります。
戦争が終わって みんな食べるものに苦労している頃。
古書店のおじいさんも 水だけで生活をしていた日もあった。
ある日 弟分が 蔵書で 圧死してしまうという事故が起きる。
そこから 主人公のおじいさん(当時は働き盛り)が 奇妙な事件に巻き込まれていく。
GHQに 古書を売る事になっていくのだけど
途中から その行為に疑問を持ち始める。
そして 後半
GHQの恐ろしい戦略が見えてくる。
日本の古書(歴史にかかわる)をごっそり買い占めるGHQ。
そして 日本歴史という 教科を 社会科という 似たような体系のものと
まとめてしまう。
「日本人には、日本の歴史を勉強させないってことだ」 と 気が付く。
まさしく そうですよね~~~
実際の私たちの社会・日本史の勉強では
近代史の勉強は殆どすっとばされていますからね。
そういう 本当の事も 含めて
物語が 進んでいきます。
楽しめる ミステリーでした。
クロです。
返信削除こういう事ってあったのですね、文化や歴史を消し去るとは言わないけれど、操作する。
確かに戦前と戦後の日本って人々の思想信条が真逆になりましたね、そういう操作があ
ったのか・・・
クロさん いつもコメントありがとうございます。
削除すみません~~~
これって小説です~~ でも絶対こういう事ってあると思っていますよ~~~