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2020年10月1日木曜日

納棺夫日記

 青木新門 著



映画おくりびとの もとになった本というので

読んでみました。

著者の日記をそのまま読む感じでした。

初めは こういう事もあるの?と

驚く内容もありましたが

段々 著者がこの仕事に誇りを持っていくようになると

所作もきっと見事になってきているような雰囲気でした。

そして 人の命についての考えが多く書かれてきました。

仏教について色々読んだりして

そのまとめのような感想文のような感じになっていました。

気になった文は

「死」は医者が見つめ、

「死体」は葬儀屋が見つめ、

「死者」は愛する人が見つめ、

僧侶はなるべく見ないようにして、お布施を数えてる

というような事が書かれていて

死を見つめてる現場にいた著者だからこその 冷静な感想だと思いました。


本の 半分はこの日記で

残りの半分は 著者の 思い出のお話でした。

終戦時の様子などが書かれていたので

リアルに引き上げの方々のつらさがわかる内容でした。


おくりびとの映画を見ていませんが

見たみたくなりました。


2 件のコメント:

  1. クロです
    納官師って本当にある仕事なのか、私も未だに知りません。「葬儀社の社員なら誰でも出来るだろ」ってな
    具合で何となく・・(^_^;) でも確かに死者への関わり方は立場によって変わりますよね。

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    1. クロさん いつもコメントありがとうございます。
      そうですね~~映画とかでも出ているので そういう職種があるのかと思っていましたが
      その映画の元がこれだから 実際は 葬儀社の方がそれぞれ対応しているのかもしれませんね。。。
      通常の病院などで亡くなるのと違って 事故や事件の後の処理が大変なような事が書かれていました。
      あまり参列した事ないけど お葬式と言えば 最後にお別れって 顔を見たりするから 綺麗にしなきゃいけないから大切な仕事ですよね。

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