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2020年5月28日木曜日

梨農園 ボランティア作業  摘果 袋掛け

先月お邪魔した 梨農園さんの 所へ再訪しました。
 あの受粉作業した畑が沢山の葉っぱに覆われていました。
 小さいけど梨の雰囲気がでてますね~~
 もう袋かかっているのもありました。
園主さんに説明を受けて作業を始めます。
今年は3月の雪や雹などのせいで かなりダメージがあったそうです。
稲城や新高などは 実らず大損害になったそうです。

摘果は 豊水をすることになりました。
見るところは
中心の実は しっかりとした 茎だったり 真上に伸びているので 残す率が高い。
茎の太さが 太くてしっかりした方を 残す。
表面に傷があるのは 落とす。
形がきれいなのは 残す。
表面を触る時に 回してしまうと 取れてしまうので 注意深く触る。

最初の摘果(5個くらいのを 2.3個にする)は 比較的簡単だそうです。
次は (2個にする)
そして 今回 一個にする作業なので
かなり シビアに見なくてはなりません。

教えて頂いて実際にやってみるけど
悩ましい~~~

こちらのように 明らかに大きさが異なると 
右を残すと 簡単に決められるけど。

こちらになると どちらか悩ましい~~
最終的には園主さんに任せてしまった。(下手に落としてしまったら取り返しがつかないので)
みかんの時もそうだったけど ある程度の 幅で
いくつ実があるかという感じで見る。
この場所は 二つだけど この周りに 実がなければ 二個のままでもオッケーって事になる。

切るのは あまりシビアに 言われないので
葉っぱを落とさないように どちらかというと
実に近い方で切りました。

休憩に イチゴを頂きました。
前回は ミカン系でした。
園主さんは イチゴも作っていたのですね~~~
 しかもこの品種 東京おひさまベリー という 新しい品種です。
果肉が 従来のイチゴは白ですが こちらはかなり赤いままです。
新しいイチゴをたっぷり頂いたので (高級なイチゴなのでその分働かなくては。。。)
イチゴ栽培が儲かるなら こちらを力入れては? と 
問いかけると この梨畑に イチゴのハウスを作ると
5000万円くらいかかってしまうそうです。
だから 本腰を入れられないそうです。


休憩中に
ダニの話を伺いました。
梨につく ダニを駆除するのに 薬品を使うと
結局どんどん強くしていかねばならなくなっちゃうので
天敵である 他のダニを入手するそうです。
そのダニは ダニを食べるので 薬よりも 良いそうですが
かなり お高いそうです。


この小さいのは 新しく植えられた 豊水です。
 棚の上は 沢山の葉っぱです。
これらが 元気に水を吸い上げてくれると
途中に実っている 果実に水分が行きわたり
良い果実ができるそうです。
 摘果作業に慣れてきたら
黒星病(くろぼしびょう)もチェックしました。
一か所見つけると
その近くに出てることがあるそうなので じっくりと見ていくと
思ったよりもあって びっくりしました。
今年は 果実ができているのが少ないのに
更に病気となると 本当に大変ですね。

一通り 摘果を終えたら
次は袋かけです。
去年かりんをやったけど(あの時は 適当で良かったので楽だった)
今回は 一つ 300円以上する果実ですので
落としてはいけませんので かなり気を使います。
更に この秀玉は 表面がデリケートなので
袋も二重になっています。
入れる時に うっかり間違わないようにしなくてはいけません。
初めに ギャザーをつけて から かぶせます。
 そして青い部分が 針金なので そこを丸めて押さえます。
最初は 袋が飛ばないように程度かと思ってこんな感じにやっちゃいました。
でも、この針金は 茎に沿うように上手く丸めなくてはいけないのです。
この袋の中に 虫が入ってこないように 隙間なく閉じなくてはいけません。
だから 一つを終わらせるのに かなり時間がかかります。
そして 慌ててやったり 高い場所のを無理してやると
大変な事になります。

はい。。。 やっちゃいました。
しっかり口を閉めようと針金を ぎゅぎゅっとしたら
あああああああ。。。。 実を落としてしまいました。
大切な一つが・・・・・・ (園主さん 本当にごめんなさい。)

大失敗をやらかしましたが
今回も 園主さんは 大きな心で お土産をくださいました。
今年最後の春キャベツと ソラマメです。
こんなに沢山ありがとうございました。
美味しく頂きました。


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