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2021年10月30日土曜日

津田梅子

 大庭みな子


今度の5000円札の顔になるというので
知らない人だったので読んでみました。


色々な本も出ていますが
これを詠む前に子供向けの漫画を読んでいたので
わかりやすかったです。

この本は 梅子さんが アメリカでお世話になった
ご夫婦へ送った手紙を元に書かれていました。

梅子さんたち 留学した女性たちは
国費で留学したのだから
戻ったら 国の役に立つことをしなくてはならないと
思って帰国したけど
まだ 日本は男性社会で活躍の場がない。

他の女性たちは 何もできない事で
諦めて 結婚の道に進みましたが
梅子さんだけは 女性たちの学ぶ所を作りたいと
ずっと考えて 実現しました。

梅子さんは アメリカの文化や風習を実体験して
日本と比較して 冷静に 見てそれを手紙にしたためていました。

国民が苦しんでいるのに
上級の役人は楽しんでいると 腹を立てている所を
読むと今と世間は変わらないなぁ~~って 思いました。

梅子さんは 伊藤博文など この時代を動かした人たちとも
交流をしていて 大変な事もあっただろうけど
やりがいのある人生だったと思いました。

2 件のコメント:

  1. クロです
    国分寺の方へ出掛けるとこの人の事を思い出します。先駆者というのは様々な抵抗勢力に邪魔をされ
    ともすると、コミニケーションに欠けるとか、逆抵抗勢力とか言われたのでしょうね。
    ただ、根本はあの頃も今も大して変わっていないのかもしれませんね。

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    1. クロさん いつもコメントありがとうございます。
      彼女をご存じでしたか。。
      私は全く知らなかったのですが 日本が大きく動く時代に 6歳でアメリカに留学したというのは驚きでしたけどやはりお父様が 先を読んでいたのでしょうね。
      帰国して 日本語がわからないというのは 大きなハンデだったし、20歳までに結婚するのが常識のこの時代に結婚せずに 信念を貫いたのは 凄い人だと思いました。

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